過剰な免疫反応のアレルギー疾患

私たちの体には、細菌やウイルス、花粉などが体の中に入ってくると、これを異物として認識して攻撃し排除する仕組みがあります。これを「免疫」と呼んでいます。

免疫反応と呼ばれていますが、異物を攻撃し排除する際に過剰に免疫反応が起こり、自分の体を傷つけてしまうことがあります。

この過剰な免疫反応により起こる様々な疾患をアレルギー疾患と呼んでいます。

虚弱体質

虚弱体質とは、「身体が弱くて疲れやすい」とか「身体が弱く体調を崩しやすい」という意味で使われています。

身体の臓器ごとにアプローチする西洋医学では、このような場合、検査結果に問題がないと病名がつけられず、患者が何らかの症状を訴えていても、効果的な治療法が見つからないこともあるようです。

一方、漢方では体質や環境などの複数の要因を総合的にとらえてアプローチする考え方があるため、患者それぞれの症状にあった処方をすることができ、最終的には体質そのものを改善することができます。

子宝相談

妊娠できない原因は様々です。しかしその多くが生活習慣や食事が原因で体のバランスが崩れてしまい、婦人科疾患などの不妊に直接つながる病気を引き起こしてしまいます。お相手の男性にも原因があるのかもしれません。

仁泉堂薬局では、不妊の原因になることをしていないかしっかりと問診をして、生活習慣や食事の指導を含めたアドバイスをさせていただきます。もちろん今抱えている疾患もしっかりとケアいたします。

更年期障害

原因は加齢やホルモンバランスの変化、心理的な要因、仕事や家庭などの環境要因なども考えられます。

月経のある女性は特にホルモンバランスが変わりやすく、更年期障害にかかる方は多いようです。

更年期障害の発症は人によって症状も期間も様々です。

ストレス社会に多い自律神経失調症

倦怠感、頭痛、肩こり、めまいなど、病気のような症状が現れているにもかかわらず、検査や診断では内臓などに特に異常が見られないものを「自律神経失調症」といいます。
自律神経とは交感神経と副交感神経からなり、内臓の働きなどをコントロールしている神経です。これら２つの神経が体のバランスを保っていますが、精神的ストレスや疲労、不規則な生活などで調節がうまくいかなくなると、全身に様々な不調が生じてきます。

自律神経失調症と漢方療法

　検査をしても異常が見つからない様々な心身の不調は漢方薬の得意とする分野の一つです。 漢方では単なる自律神経の異常とはとらえず、気（き）・血（けつ）・水（すい）のバランスが崩れたことで起こった全身の不調と考えます。 気・血・水とは私たちの体を巡り生命活動を維持している３つの要素です。 例えば、気の巡りが悪くなると、疲労、不眠、イライラなどが、血の巡りが悪いと、頭痛や肩こり、生理痛などが、そして、水が滞るとめまいや排尿トラブルが起こってきます。 漢方では気・血・水の他、五臓（肝・心・脾・肺・腎）や冷えの有無など様々な観点から診断して、一人ひとりの症状や体質、ライフスタイルに合った治療を行います。